SPI試験の概要について説明します。SPI試験ってなに?SPI試験の成績ってどのように決まるの?高得点を取るにはどうすればよいの?といった疑問にお答えします。

SPIは株式会社リクルートキャリアが提供する試験で、就職試験の中で一番採用されているものです
もちろんSPI以外の試験を行う企業もありますが、SPIに似ている試験もあります。
このため、まずは就職試験の代表格であるSPI試験対策をすることが、最も効率的に就職対策を進めることになるのです。またこの試験結果は、筆記試験の判定のみならず、面接試験の資料としても使用され、しかも、入社後の配属先決定や勤務地決定、果ては昇進の材料などにも使用されることがあります。
この試験をおろそかにすると、志望企業に採用してもらえないばかりか、採用されても配属先・昇進のスピードなどに影響が出てくるのです。
そのため、試験内容を知り、対策をすることが非常に大事なのです。

SPI試験には、大卒者対象のSPI-U社会人対象のSPI-Gなどいくつもの種類があります。ここでは、大卒者が受験する最も一般的な試験であるSPI-Uを使って試験の概要を説明します。試験制度は、①能力適性検査と②性格適正検査、で構成されており、①はさらに言語分野(国語系)と非言語分野(数学系)に分かれます。そしてこの他にも、企業によっては、英語能力検査(ENG)や構造的把握力検査をさらに実施する場合もあります。
言語分野とは、「言葉や文章の意味・構成・要旨を的確に理解する力」(リクルートキャリアHP引用)を測定するもので、語彙力・文章力が試されます。他方、非言語分野は「獲得した情報をもとに新しい情報や的確な判断を導き出す力や、グラフや表を正確に解釈する力」(リクルートキャリアHP引用)であり、数的処理や論理的思考が試されています。
問題は選択式で、難しくはないが短時間で解く、という正確性とスピードの両面が試されます。
性格適性検査は、SPI3では情緒的側面・行動的側面・意欲的側面・社会関係的側面・職務適応性・組織適応性、という6つの要素から判定され、検査結果は、入社時だけではなく、配置・配属を決定する場面でも利用されることとなります。

SPIの各尺度の得点は全国的な平均を「50」とした「標準得点(偏差値)」で表示されます。これにより、企業側としては、特徴の強さや能力の高さを全国水準と比較して相対的に把握することができます。また、能力適性検査や性格適性検査(職務適応性・組織適応性以外)は7段階評価、職務適応性・組織適応性は5段階評価で判定されます。
SPI試験を突破しないと面接が受験できない、という企業が多いことからも、SPIはいわば面接試験の「足切り」という役割があるといえます。
したがって、一定のラインを超えないと、そもそも自分をPRするチャンスさえ与えてもらえない、ということです。
そして、その「足切り」ラインですが、大学受験などと同様に、企業によって「標準得点(偏差値)」の高低があり、一般的には5、人気企業でも6あれば落とされはしないと言われています。

SPIで、高得点を叩きだすポイントは正確性とスピードの両立です。そのためにも以下のポイントをおさえることが重要です。
まずは、どんな問題なのかを知ることです。どの能力を強化すべきか分析するためにも問題を見ることが大切です。特にペーパーテストとテストセンターでは出題傾向に違いがあります。出題傾向を掴んだら、自分の解法パターンを身に付けましょう。パターンを身に付ければ事務処理能力が上がり、正確性・スピードともにUPし得点向上につながります。
また、問題を解く時間感覚を掴むことも大切です。本番の試験では、時間がないために焦ります。焦って冷静に解けないと、ケアレスミスをしたり、身に付けた解法パターンを活かせなかったり、と悪循環に陥ることになるので、冷静になれるように事前の準備が大切です。
毎日わずかな時間でもよいので、必ず問題を解くとよいでしょう。練習をして損することはありません。練習を多く積めば、落ち着いて試験に取り組むことができるようになり、問題を解くスピードも必ず上がります。これらを意識して就職活動で勝利を勝ち取って下さい。